現代の日本では子育てにお金がかかること、「教育」が重要であることは重々承知している。
しかしだ、これと少子化はベツモノだ。
もちろん「今必要なお金」に対する手立ては必要だとも承知している。
その上で子供を持たない(または「ひとりだけ」)と選択をした人の中には、それだけが懸念事項だとは思えないのだ。
漠然としたものかもしれないが、将来・未来に光を見いだせない状況だからではないか?
不安などからくる危機回避的な選択で子供を持たない(またはひとりだけ)と選択していることも大きいと思う。
だからこの状況(経済・教育・福祉など多岐にわたるけど)を打破するべく舵を切る必要があるのだ。
そのことをわかっていない、小手先だけのバラ撒きをしたところで、そろそろそっぽ向かれるのではかいかと思う。
そしてそのバラ撒きだが、これにも問題がある。
高所得者層はそもそも必要ないし、低所得者層にはばら撒かる。
本当は圧倒的なボリュームゾーンである、中所得者層(?こんなことばある?)がどちらでもなく、一番厳しい状況にある。
もちろん平素なら問題は無いのだが、不景気+物価高+光熱費の高騰とトリプルパンチではいかんともしがたい状況だ。
本当に一般庶民(中所得者層)は本当に一番困っているし、子供をつくる一番のボリュームゾーンだと思うんだけどね。
ここに光を見せてあげないと難しいよね。