楽器履歴( ギター) HOLLY / Flying-V Type

 

中学3年の夏休みだっただろうか。
仲の良い同級生が、高速道路の建設現場で肉体労働をした給料でギターを買った。
当時、彼が好きだった「高崎晃モデル」のランダムスター。
もちろん、ESPなど買えるはずも無いので、所謂コピー品。
しかし、彼の家で始めて見るエレキギターに衝撃を受けた。
「俺も欲しい!」
当時、テクノ少年だったkAzzが、仲間から教えてもらったロック系音楽に興味を持ち始めた頃。


お年玉(のわずかな残り)で購入したのが、ショップブランド系で、1万円台(後半)のFlying-Vタイプのギター。
今となっては、型番もスペックも一切不明だが、情報をイロイロ探ってみると、ビバ楽器(二光通販)という会社の「HOLLY」というブランドだったような気が。
要するに、当時の「買ってはいけないギター」と言われていたもののひとつ。
それまで、楽器に興味も無かったし、今のように情報を得られるワケでも無い、単なる中学生だったんで仕方なしってところか。

ピックガードやブリッジなどは、今現在もGibonで作られている、もっともオーソドックスな形のものと同じ構成。
(ブリッジはレスポールなどに用いられるものと同形状)
カラーは全身BLACK(マッチング・ヘッド)で、ハードウェアがシルバー(要するにクロームメッキ)。
ピックガードも黒だったが、3プライか4プライで、白が挟まれた一般的な構成。
ピックアップは、金属カバータイプのハムバッキングがふたつ。

細かな購入時期は忘れましたが、秋頃だったと思われます。
待ちに待った到着の日。
その日すぐに、チューニングの真似事をして、1弦を切ってしまった。

このギターは、凄くハウリングが起こるギターだったという印象しかないな。
というか、この頃はよく分かってなかった。
ただ、バンドの練習では、時々サイドギター担当が使っていた記憶はある。
…なんでベースとギターの両方を持って、練習に行っていたんだろう?

ボディの一部に、「割れ」が入ったところまでは、記憶している。
しかしながら、顛末を覚えていない。
誰かに、あげてしまったのか?捨ててしまったのか?

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