2025(令和7)年8月10日(日)の納車日から1ヶ月弱

まずは経緯。
いわゆるM社の「鼓動デザイン」はDEMIO(現MAZDA2だが所有時の名前としてDEMIOで統一)のFF(シルバー)、同じくの4WD(ソウルレッド)と乗り継いで、前回がCX-30の黒。
それぞれ1年半、4年半、5年弱(いずれも「約」)で、すべてSKYACTIVE-Dのモデル。

今回は長いので申し訳ないっす。

実は昨年の初冬、スタッドレスタイヤを買い替えたばかりなのだが。。。
夏タイヤがスリップサインのギリギリだったこと、車検が近いことが重なったことがきっかけかな?

もうひとつ、強いて言えばディーゼルエンジンが間もなく一番大きなサイズのものだけになってしまうということも追い風になった。
想像だが、CX-8やCX-9だけにディーゼルが残るのではないだろうか?
あくまで予想だが、SKYACTICE-X(生き残れば)とT社提供のハイブリッドがディーゼルに置き換わってセールスされるのだろう。

もう一点の追い風として、CX-30の残高設定金額が105万円だったのだが、査定額が約125万円だったことも多少ある。

ではなぜにCX-3か?
CX-30に乗り継ぐ(マイナーチェンジで1割り程度パワーアップしているはず)手もある。
ボディ形状やデザインバランス(主にシルエット)が非常に気に入っている。
スタッドレスタイヤも流用できるしね。
しかしながら「もう少しだけ短い車に」という気持ちが勝った。
これは普段の取り回しに影響する点なので、大きなポイントだったのは確か。

まずは契約時のお話。
事前に話を2度ほど聞いて、実際に契約した(発注)したのは3度めに訪問した5/18。
実はCX-3、受注生産で他の車種よりほんの少しだけ時間がかかる。
その後7/11(金)に製造開始、ディーラー到着が8/4(月)と連絡が来る。
そのタイミングでCX-30からETCとドライブレコーダーを外すべく、8/7(木)~8/8(金)に入庫させて代車を受け取る。
実際の納車は8/10(日)。
そうそう、7/30(水)のカムチャツカ沖地震による津波警報から、海上輸送の遅れがすこし影響したという話はあった。

そしてファーストインプレッション的なこと。
外観から。

まず目立つのは色だろうが、いわゆる2025年の新色だ(と思う)。
実車がなく言葉だけで聞いた話では、もう少しガンメタ寄りかなとは思ったが、想像より薄め。
事前のCX-30入庫時に実写を見たが、個人的な好みとはかけ離れていると少々がっかり。
納車され数日、見慣れてくるとこれはこれで「アリ」かもしれないと思い始めている。
前車の黒に比べれば汚れは目立たないし、熱くはならないだろう点が重要ポイントではある。
下側の黒い樹脂部分が黒いテカテカ塗装のオプション(屋根も黒くなる)があるが、これはしなかった。
もしやっていたら「おもちゃ感」がすごかったろうから、この点は正解かなと思う。

CX-30はリアウインドウにあるデフォッガーの熱線に見える部分、上部の20~30%くらいが実はアンテナ線だ。
しかしDEMIO由来のCX-3はドルフィンアンテナがある。
ルーフエンドやルーフ前方に棒状の短いアンテナが当たり前になった後、このタイプのアンテナを見たときは「こっちの方が良いじゃん!」と思ったものだ。
しかしながらルーフにアンテナが無いCX-30に慣れると、これはこれでちょっとダサいかなとも思う。

フォグランプ大好き人間だが、CX-3に関しては見た目が違和感だらけで格好悪いと思ったので搭載しなかった。

細かなことたち。
だがドアミラーがCX-30に対し、横幅がなく高さ方向が大きい点が視界に関してかなり差が出る。
もっともこれはDEMIOと同タイプで、経験があるので違和感はそれほどない。
あとは、シートベルトの生地が薄い気がするが、これはDEMIOもそうだっただろうか?

鼓動デザインの初期の頃は割と良いと思っていたいが、最近のテールランプのコンビネーションはイマイチ(特に光り方)な気がする。

次に使用感。
まずは乗り込む際のドアロックだ。
CX-30はドアトリムにタッチセンサーが埋め込まれていて、オープンは内側にセンサーがあるので、開けようと手を添えただけでロックが解除される。
しかしながらCX-3はDEMIO由来の物理ボタンがある。
慣れとは恐ろしいもので、このちょっとしたひと手間でも面倒と感じる。

続いてシート。
室内は基本的にDEMIOそのものなのだが、かなり違いがあるのがシートだ。
DEMIOもCX-30も割とニクが薄い内部の構造で支えるタイプのシート(DEMIOに関しては記憶違いかもしれない)。
イメージとしては、PCのゲーミングチェアに似ているかもしれない。
しかしながらCX-3のシートは肉厚でふかふかタイプ(決して柔らかいのではなくコシはある)のシートなのだ。
特に長距離のとき、腰にどのような影響があるだろうか?
CX-30のシートを気に入っていただけにちょっと不安だし、ファーストインプレッション段階ではまだ慣れない。

これもDEMIO由来だから仕方ないけど、相変わらずスタートボタンの位置が悪すぎる。
完全にステアリングの裏手なのだ。
腕を横側からか下側から回り込ませないとアクセスできない位置だ。
次があるのかは不明だが、ぜひとも改善して欲しいポイントだ。

メータに関してはCX-30に比べて格下になるので仕方ないが、大きな液晶を備えて情報量が多い車からの乗り換えだと少し物足りないと思う。
これもDEMIOと同じなので「こんなもんだろう」とは思うが、車の値段を考えると「もうひと工夫」とも思う。
もっとも共通部品だからこその価格で、これをDEMIOと別ものにすると、価格がもっと上がろのだろうけど。

オプション(追加)に関してはエンジンスターター、フロアマット、ドアバイザー、冬用ワイパーくらい。
最初からあれもこれも標準な車種だし、これまで乗り継いで来て頻度が低いものは付けなかった。

最後に良し悪しはともかく気づいた点。
まずは給油口のハッチ。
CX-30はハッチの後ろ側を押すと「パカン」と開くが、CX-3は車内のレバーで開けるタイプだ。
手軽さに慣れた身には「ひと手間」と感じる。
セルフGSで給油時にほんの1~2秒で給油がストップしてしまう。
給油口からタンクまでのパイプの取り回しと給油機の相性の問題なのだろうけど、1回目は何度もストップして大変だった。
2回目の給油時にほんの僅かに給油ハンドルを持ち上げ、レバーを「チョロチョロ出てるんだろうな」と思われる勢いを弱めることでなんとか行けた。
これは非常に面倒で困るので、今更難しいとは思うのが「次回以降の車の設計」として考慮してもらいたいポイントだ。

防眩ルームミラー。
自動からレバーの手動に戻ってしまったが、それほど頻繁に操作するものでも無いので、これはこれで良いかとも。

iSTOPのキャンセルボタン。
CX-30はボタン自体にLEDが仕込まれており、それが唯一の表示だったが、覗き込まなければ見えない位置なので不便だった。
CX-3は有効になった時点で電子音が鳴るし、メーター内に表示もあるので助かる。

パワーウインドウ。
運転席のパワーウインドウスイッチの「AUTO」が運転席分のみ。
CX-30全ドア分、AUTO機能がついていた(はず)。

リアハッチ。
電子オープナーで、スイッチ(外部のハッチのスイッチ、室内のコンソール下のスイッチ)でオープンできた。
しかもスマートキーからも操作できたので、すごく便利だったが昔ながらの手動だ。

車線逸脱軽減機能。
CX-30は自動でステアリングを動かして、もとに戻る機能(ON/OFFできる)があったが、CX-3は警告のみ。
加えて世代の違いかもしれないが、すこしセンシティブに感じた。
警告音の音量が3段階くらいに設定できる気がするがCX-3にはない。
もしかしたら音量調整はCX-30にもなかったかも。

リアウインドウが小さいと思う。
ルームミラーからの視界が今ひとつだ。

アクティブ・ドライビング・ディスプレイが問題だ。
これは是非とも改善を求めたいし、投影側の仕込み角度の調整だけで良いと思うので対処可能だろう。
コンソールユニットとしてガチガチで無理かな?
ユニットはDEMIOと共通だが、シートなど関係でアイポイントが高いのだ。
アイポイントが高いこと自体は前方視界に対して良いのだが、この機能に対しての視線の角度が違うことになる。
一番下に表示させるように設定しても上側に表示されてしまって、表示内容の下部1/2~1/3程度しか見えない。
もっとも、これは体型によるものだから一概には言えない。
標準的な身長(座高)の人では許容範囲なのかもしれない。

体型に依存する部分としてもうひとつ。
1本道で横断歩道だけがある信号。
一番先頭で信号待ちすると、ルーフに遮られて信号機を覗き込む必要がある。

ワイパーが自動で戻らない。
CX-30はボンネット下に滑り込むように格納されるためか、途中でエンジン停止しても定位置に戻る仕様。
しかしCX-3はエンジンを停止した位置でワイパーも止まってしまう。
しかしながらトレードオフとして、ボンネット下に入らないので冬季間のワイパーを立てる場合、ワイパーブレードの交換時などは楽だ。

エアコンの温度設定がアナログ的なダイヤルになった。
CX-30は数値のデジタル表記で0.5度刻みだったので、こちらの方が細かく設定はできると思うが、手探りでの操作はこちらの方が良いか。
それよりもなにより、運転席と助手席のそれぞれ別の温度で設定できていたCX-30の方が快適だった。
加えて、フロントウインドウ・デフォッガーの設定が風向の一部になっている。
CX-30ではフロントもリアもデフォッガーが独立したスイッチだったのだが、曇りがちの俺にはこの点はちょっと不便。

最後に乗り味。
CX-30はエンジンに対して、車重が少し重かったと思う。
マイナーチェンジでパワーアップしたらしいので、後半のモデルはわからないがそう感じていた。
CX-3はその点、軽やかに動く。
発進も少しだけスムーズだし、ブレーキも効きすぎと感じるくらい。
もうひとつ。
ステアリングフィールがものすごく軽いので、少し不安になることもあるが、操作が楽なので慣れればこれでOKかも。
ただ足回りが若干だが、柔らかいような気がする。
舗装路の少しのうねりを乗り越える場合、これまで通りの速度で走ると車体が弾むような感じになってしまう。
いわゆる「腹を擦る」ような状態になってしまいかねないので、速度には少し注意が必要かもしれない。

最後に。
思いいたことをとりとめなく書いたが、最初に感じた部分を書いてみた。
もうひとつダメ押しをするなら、「収納が少ない!」。
これはDEMIOが顕著ではあるものの、鼓動デザイン全体に言えることだろう。

DEMIOやCX-30よりも後部座席の頭上が楽だろうし、前席もヒップポイントが高くなり、乗降など快適にはなったと感じている。
また、DEMIOでは満タンで800~900kmくら走ったので、燃費の面でも期待したいところだ。
もう少し長く乗って、印象や使い勝手に気付くポイント出てくるだろうけど、今のこのくらいか。
多分、人生最後のディーゼルエンジン車だと思うから、長く付き合うことになると予想している。

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