デミ子10,000km越えました

調子の悪い先発ピッチャー とかけて デミオのバック走行 ととく
その心は 交代(後退)が思いの外早い でしょう…

えぇ…そんなこんなはともかく、1万kmを終えたワケだが…
このあたりで超個人的な所感を書いておこうと思う。

まずは気になった点から。

・ワイパーの音
特にリアだが、ワイパーのモーター音がうるさいのが気になる。
車格を考えると仕方ない面があるが、1ランク上を目指した車だと思うんで、このあたりも考えて欲しい。
ついでと言ってはなんだし調整が効く点だが、フロントのウォッシャーがずいぶんと低い位置に吹き出される。

・天井の内張
天井面から内張面かなりの隙間があることが判明した。

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運転席の日よけ部分にはETCが入るし、もしかしたらサイド・エアバッグのためかもしれない。

しかしながら、かなり柔らかい素材なので、何かの拍子に(隙間がある分、引っかけたりで)破けないかと不安が残る。

・プラ素材の処理

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同じくプラ素材だが、素材の末端というか…プラ素材を切りっぱなしな感じなのだな。
写真を見てもらえれば分かり易いと思うが、先端の処理をちょっと丁寧にしてほしかったなと。
ぐるりと何かを巻くなど手間をかけずとも、折り返し処理などをするだけでかなり違うと思うんだが…

・マツダコネクトのオーディオ
例えばラジオなどが顕著なんだが、OFFが無いのだ。
だから、止めたいならばミュート(消音)するしかない。
CD/DVDプレイヤーを入れていないので、確認はUSBメモリ内のMP3だけなんだが、一時停止はあるが停止が無くOFFも当然無い。
まぁ、ミュートすりゃ良いんだろうが、止まっていないってのが気持ち的にモヤモヤ。

・ウインカーの音と警告音
ウインカーの音量が大小で切り替えられるので、もしかして?とは思っていたが、電子音だったので少々驚いた。
従来のリレーの機械音が旨く再現されていると思う。
ただ…例えばシートベルト未装着など…警告音が発せられる場合、排他となり警告音が優先され、ウインカーの音は消える。
今の車ってこうなんですかね?
特に問題は無いんで、どうでも良いことではあるんだが…個人的に驚いたことということで。

・異音
ブレーキ時に姿勢を前傾になりすぎないように、後ろが沈むような仕組みが入っているそうだ。
多分だが、それが「カコン」という音を発する。
これは自分の運転をラフにしない等を気を付けることで減らせるんで問題無し。

時々「パコン」というか、「ポコン」というか…多分、燃料が「タプン」とした音だと思うのだが、満タン時(及び満タンから少しの間)に鳴るだけなので、きっとタンク内なだろう。
これとは別に、燃料が少ない時に「カタン」というか「コトン」というか…左リアの方、足回りの上部(付け根付近)から聞こえる。
足回りなのか?とも思うが、燃料が少ない時にしか鳴らない所謂天ぷら舗装などの小さい凹凸などを越える時の振動で鳴る。
点検時に見てもらった方が良いのかもしれない。

これらとは別の「ががが~」というか、「ぶぶぶ~」というか…音というより何かの振動音が3度あった。
最初は購入後数週間のころだっただろうか?…一ヶ月は経過していないころだったと思う。
交差点を左折しようとした瞬間だった。
極低速からのアクセル踏み込み時(交差点左折時の加速など)に発生するようだ。
尻の下というか、エンジンルームではない様子。
機械的な何かが細かく振動している感じで、その際に振動自体または何かに触れたモノとのぶつかり音か?
とにかく、振動を伴った音だ。
思いっきりなんの根拠も無い想像だが、排気系のフィルターだろうと思っていたが、どうやら雪道を走行した後に起きやすい現象とのこと。
排気系と本体の間にある遮熱板が雪などの障害物に当たり、変形(曲がる)することで、微妙なキャップが生まれ、振動時に排気系または本体(底部)に当たるようになり音と振動を発するとのこと。
1年の車検時に予想道理に曲がっているとのことで、「とりあえずまっすぐにしておきます」という感じで簡単な修理。
様子見という感じ。

とまぁ、こんな感じか。
好みの話で言えば…

・プラ素材がうるさい(見た目が)
この車に幾つかの模様・デザイン違いのプラ素材がある。

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定番の梨地風、カーボン風、つや有りの編み目デザインのものがメインだ。
3種類なので、これがどうにかならないかと。
デザインされたものがふたつあるので、どちらか一方で良いのではないかと思うのだ。

・シフトダウン(キックダウン)
例えば追い越し加速のようなシチュエーションで、アクセルを踏み込み、シフトキックダウンさせたいときの話。
思ったより反応が鈍い。
かなりとはっきりと、早さ&踏み込みの深さを示してやらないと、キックダウンしないので、ノロノロと加速するハメになる。
燃費を稼ぐための「味付け」なのかもしれないと思ったり。

あたりが気になるところ。
もっとも後者は「そういう味付け」なんだろうし、慣れでなんとでもなると思われる。

味付けといえば、パワー特性の件。
概ね満足している。
ただターボの特性からかもしれないが、1500回転あたりを境に全く異なる。
下が思った程、力が無く非力な点だ。
なのでちょっと踏み込むことになる。
そうすると燃費も悪くなるだろうし、その後は思いの外スムーズに加速するために、いつの間にか「こんなに出てた?」という速度になってしまう。

あ!走りで思い出したが、新車装着タイヤが思いの外うるさい。
もっとも、低燃費タイヤで固めなのだろうから、仕方ないのかもしれない。

と、ネガティブな事ばかり書いているが、全て細かな重箱の隅的な話。
それ以外はスタイリングを含めて、大変気に入っているのである。
スタイリングだけではない、ドアの閉まる音なども含めて大満足だ。
なので、上記以外は満足なのだから、かなりの高得点なのではないだろうか?

2点だけ「やっぱ、そうしておけば良かったかな?」と迷っているポイントがある。
それは、アンテナとフロントライトだ。
アンテナはやはりシャークフィンにした方がスマートで、見た目もすっきりとしている。
何より「稼働する出っ張り(棒)」が無いのが良い。
フロントライトは、未だにアンテナほど「そっちの方が良い」と思って無く、半々でかなり迷っているポイントだ。

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現状のライトもシンプルでかなりお気に入りだし、線状に光るランプってあまり好きでは無いのだ。
ただしフロントの LED ライトは「鼓動デザイン」の一部であるとも思っている。
そういう側面を考えると、LED ライトの方が「らしい」し、「そのためのもの」でもある。
なので、未だにどちらが良かったのか…結論は出せない。
ランプ系で思い出したが、サイドマーカーが「へ~そう来る!」と思った。

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一般的にドアミラーにウインカーを内蔵する場合、それはウインカーであり、前方からのランプ視認を意識したものになる。
がしかし、デミオ(CX-5やCX-3もそうだが)はあくまでサイドマーカーなのであり、斜め後方からの視認用になっている。
kAzzは個人的にドアミラーウインカーが嫌いだ。
目線でチカチカして煩わしいのだが、コイツの場合には全くと言って良い程に、点滅を認識しない。
夜間によっぽど意識して見ないと点滅していることに気づかない程だ。

最後になるが、kAzz の感じた乗り味的な感想。

とある車好きの方のインプレッション(ブログ)を呼んだのだが、足回りにネガティブな反応だったのでちょっと驚いた。
バネ系が弱いと感じるのか、ヨーや横揺れの収束に不満があるようだ。

kAzz は以前にヨーロッパ車に乗っていた。
それは9年ほどの1台だけで、たいした経験は無い。
しかしながら、先輩や同僚、知人、友人、ディーラーの試乗など何台かの車を経験したことがある。
そのつたない経験から感じるのは、デミオは実にヨーロッパ的であるということだ。

前述の足回りに関しては、特に「そっち狙ってんでしょ?」と感じた。
そいう方向性が判れば、この足回りの特性も実に納得できるセッティングであると感じる。
実際にメーカーの意見を聞いたディーラーの某氏にぶつけたところ、「ヨーロッパ的」は正解らしいとのこと。
そう感じた自分の感覚と、個人的に「好ましい」と感じた味付けが一致したということになる。

アメ車的な車も嫌いではないのだが、普段の自分の道具としては欧州車の方が好みということだろう。

PS:
未だに灰皿問題は継続中ではあるが、現状は「こんなもんかな?」と落ち着いている。

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