そして5年…もう5年…まだ5年

こんな世界の片隅で、小さな声でなにか言っても仕方ない。
改めて、この日だからと投稿するのも…とも思う。
しかしながら、(日本人の数値に関して「切りが良い」と感じる)5年という年を迎え、改めて感じたこと。

被害に遭われた方、その関係各位、お見舞いとお悔やみを。
そして、復興に携わっている方、当該地域の方々にエールを。
本来であれば、微力ながら旅行にでも行って、少しでも経済活動をと思うのですが、ままならないもので…
最低限として忘れないこと、そしてなにより人的な二次災害を繰り返さないことかなと。


当初の街造りなどにあまりに時間がかかってしまった地域があったようだが、それは今更言ってもしかたが無いのだけれど、やはりもっとスピード感が欲しかった。
未だに仮設住宅に多くの人が住んでいると聞く。
大きなストレスを抱えている人がたくさんいるのだ。
この人たちがならなくて良い病気(ストレス等からの)などにならないようにと願うのみだ。

一部では「XXが復活しました」、「新○○が完成しました」などという報道もある。
しかしながら、それは本当にごく一部であり、まだまだだと報道の映像を見て痛感する。

勿論、報道は重要だ。
こうして kAzz 自身も「まだまだ」と確認できることができる。
しかしながら、同時に痛いのだ。
各局、朝から晩まで、この数日はこの話題で一色だ。
当時の映像も含まれている。
どこを見てもそんな映像に当たるので、かなりシンドイ。
PTSD 的な人もいることだろう。
なので、特別番組を1本放送する程度にしてはもらえないだろうか?
そのかわり、ワイドショー的な番組で、定期的(月に1度など)に支援する案内をしてはどうか?
10年だって20年だって先はまだまだだ。
なので、その方がよっぽど良いと思うんだが?

話は変わるが…
前提として、原発に反対とか賛成とかいう論ではありませぬ。

震災直後、東電では「想定外の津波」と言っていた。
しかし、震災の3年前に行われた会議の資料が出てきた。
そこには 15.7 メートル(やそれ以上)の津波が想定され、「津波対策は不可避」とあったそうだ。
当時、事前に有識者による警告があったと一部報道があったが、それが正しかったこということでもある。

先日のメルトダウンの基準云々の件もそうだし、直後からの発表もそうだし…
多くの人々の生命を脅かす可能性があることなのに、対策をおろそかにし、管理もままならず、嘘や隠蔽で塗り固める。
そんな企業に重要なインフラを任せても良いのかと、改めて疑問を感じる。

インフラとして重要な一翼を担っているからと、大手を振って監督する方も、される方も甘く無いか?
むしろ逆だと思う。
そういう企業だからこそ、いっそう厳しい運営、対応、監督が必要なのではないだろうか?

なんかモヤモヤしている今日この頃。

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