2015年、新車購入しました <検討編2>

本編、長文につき注意されたし。

ディーラーに行って実車を見ての感想。
※3台を実際に所有されている方に不快な表現が含まれています。
また3台全ての車種を批判・否定するものでは、決してありません。
kAzz個人の「好み」を反映した感想であり、実際の車の性能などを決めるものではありません。

最初に行ったのがスズキ(スイフト)。
実際の車を見ると、全体的に一回り小さい印象(実際に小さいかも…調べてない)。
乗り込んでみて驚いた。
小さいからか、フロントウインドウが寝ているのか…そもそもkAzzが長身という問題が大きいが、全く前方視界が無いと言いたい程。
これでは運転どころか、ちょっと車を移動させるだけでも恐いレベルなのでその場で落選決定。
個人的には、全体のデザインやテイストなどは好きな方だが、あまりに「ノッペリ」しすぎなので、少し凹凸というか…ボリューム感が欲しいか。

続いてマツダ(デミオ)。
ディーラーに到着したタイミングで、XD(1.5Lディーゼルターボ)の4WDが試乗に出るところ、1.3L(ガソリン)の4WDは試乗に出たっきりで無し。
機能や概算の見積もりをしているところで、XD(ちなみに読み方はクロス・ディー)が帰ってきたので試乗してみる。
いやいや良い!フィットを購入したときの新車に対するワクワクとは別の「楽しさ」がある。
太いトルク(25.5kgf・m)と相まって、加速(特に追い越し加速)は勿論のこと、取り回しがすこぶる良い
これは単にパワーが欲しいということもあるし、危機回避の観点からも重要なので高得点
試乗中に教えてもらったオルガン式アクセルペダルブレーキ時に姿勢を保つために後部足回りが沈む機能(ある程度の量までだが)なども高ポイント。
またアクセルがMAX踏み込みから「カコン」とさらに1段(ペダル1枚分程度)踏み込めるようになっている機能がおもしろい。
通常はベタ踏みしても様々な条件からエンジン回転数はある程度で(一度)落ちてくるが、この「もうひと踏み」状態にすることでMAXの加速を維持可能となる。
相方も「助手席に乗っていても良い」と高評価。
視界に関してはフロントウインドウの傾斜が強く、スイフト程ではないが視界が悪い。
しかしながら、今のFit1と同程度と言った感じなので良しとする。
外観は3台中では一番好みというより、むしろ積極的に「好きなデザイン」と言える。

最後にホンダ(フィット)。
今のFit1と同車種だが、2世代も新しいモデル。
Fit1は好きだがFit2はあまりパッとしない印象、Fit3に至っては外観がすごく嫌い…ごめんなさい。
ただ、運転席に座った時にはこれが!
正直、室内空間の広さや造りの上手さ(空間作り)はデミオを明らかに数段越える
長身のkAzzにしてみると、この広さだけでもフィットに決定して良いくらいだし、視界も本当に良い。
Fit1、Fit2とほぼ同じテイストだった室内デザインもFit3になってがらりと変わり、落ち着いた万人になじむであろう感じが好感を持てる。
車で一番見る場所は室内なので、室内の出来が良い方がとも思うが、実際には乗り降りする際のガッカリ感が大きいとも思う。
勿論、機能面が重視されるべきなのは重々承知しているが、やはり「趣味のもの」という要素も大きいので悩むポイントだ。
それにしても、フロントもリアも外観は…(以下省略)。

帰宅するもフィットとデミオで悩んでいると、ふと有る考えが浮かぶ。
「1.3L(ガソリン)のデミオはどんな感じだろう?」
1.3L版の試乗車もあるということで、すぐに電話して翌日の試乗をお願いする。

2015年1月25日(日)、再度マツダへ。
1.3Lの4WDを試乗してみると、全く問題なく必要充分な性能だと感じた。
今のFit1とほぼ同程度~若干高い位のパワー・フィーリングで走れ、1.3Lでなにも問題は無い。
また、これより数馬力高いフィット(Fit3)ならば、もう少し走りは良いはずだ。
となれば、1.3L比較ではフィットとデミオでは悩みが増える感じとなる。
しかしながら、それとは別にXDの力強さも改めて認識することになったのも事実。
ではフィットの1.5L/FFではどうか?…この場合、132PSで21.8km/Lで概ね条件を満足する数値。

フィット : 約173万円、21.8km/L、132PS、15.8kgf・m、取得税60%減税、重量税50%減税
デミオ : 約178万円、26.4km/L、105PS、25.5kgf・m、取得税免税、重量税免税

改めて比べてみると、デミオ(XD)が105PSしかないことに驚いた。
1.3Lの92PSとの差である7PSでここまで違うとは思えないので、やはりトルクが影響しているだろう。
となれば、1.5Lのフィットを試乗していないので、判らないが…ほぼ互角(馬力とトルクの戦い)の2台というところだろう。
ならば「室内空間の広さと造り vs. 燃費と燃料の安さ」という構図だろう。
デミオXDはディーラー談ではあるが、「カタログ値に近い燃費を実現している例もある」という。
あくまで予想だが、ランニングコストはデミオが僅かに下回るだろうし、デザイン(外観)の好みも圧倒的にデミオ。
(ガソリンと軽油を現在の月間走行距離と燃費からそれぞれの金額を計算済みで、ある程度の差がでることは承知済み)
クリーンディーゼルであるところの「SKYACTIVE-D」に乗ってみたいというのもある。
対してフィットは、室内空間のみのアドバンテージのみなことに加え、そもそも「ハイブリッド4WDだからフィットな訳で、それ以外ではフィットからフィットに乗り換えなんてちょっと…」という思いも後押し。

実車を見て、数字や機能だけではなく感じたこと。

デミオだけに的を絞ると、1.3Lガソリン車は下位・上位・上位+パッケージの3グレード対し、XDは上位・上位+パッケージ・上位+パッケージ+αの3グレードだ。
つまり1.3Lの上位グレードとほぼ同等+αの装備がXDでいえば一番下のグレードで付いてくる。
フィットの最下位のグレードではデミオXDに並ばないので、FやLなどパッケージを選ぶかオプションを付けることになり、上記の値段を上回ることにもなる。

メーカーも車種も忘れたが、ドアの閉まる音さえも気にして開発していた記事を思い出した。
ドアの閉まる音もさることながら、重厚感(という程じゃないが)やしっかり感などデミオが上手だった。
結果として比較した場合、デミオは1段上位グレードの車という印象だったのが大きなポイント。

ということで、2日目の試乗日である2015年1月25日(日)に1.3Lの試乗後に仮契約を行った。
3月の納車予定だが、遅くなり4月にずれ込むとエコカー減税・免税の枠組みが変わり、同じ車なら税金が高くなるという事情がある。
さらには上記の「感じたこと」もあり、この日の仮契約となった。
手付けを打ち、発注してもらい、ローンの審査も通った。
3月の納車予定ということで(詳細は未定)、2月末のクリーンディーゼルに対する補助金は間に合わないのが残念
※値段に関しては記述しませぬ。強いて言うなら「デミオは値引きはありません」と最初に宣言されます。

2015年2月1日、本契約及び必要書類に署名捺印を行い、トータル金額が約XXX万円で確定(分割の金利を除く総支払額)。

●幾つかのオプション
●工具
●冬用ワイパー
●冬用タイヤ&ホイール
●半年ごとの定期点検、季節ごとのタイヤ交換を含むメンテナンスパックの料金
●手数料
●各種税金

が内訳だが、前述の通り詳細は書きません。
(また納車が遅い関係から、イロイロとスッタモンダしたが、ソレは別の話)

ウチの家電やPCなどは「そろそろ買い換えかな?」なんて話をしたり、準備に入ったりするとすぐに機嫌を損ねる。
まだまだ納車まで時間があるので、今のFit1にはそれまでの間は、機嫌を損ねないようにしてもらいたいものだ。

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