WordPress高速化の巻(非力PCをサーバーにしてしまった顛末)

WordPress高速化の巻(非力PCをサーバーにしてしまった顛末)

仕事でWordPressを弄っているのだが、社内でテスト用に使っているPCが非力。
そもそも、使えない(故障)PCをなんとか使えるまでにしたので、これは仕方の無いこと。
サーバーでのテストは必須なので、これを使うことにしたのだが、それにしても遅い。
結果、テストにも(ちりも積もれば山となる感で)時間がかかり、イライラも積み重なるってもんだ。

何か良い方法は無いかってんで、調べてみると…

・すぐにできる
・レンタルサーバーでも可能

という観点で調べてふたつを投入。

 

●その1 ~ PHPへAPCを投入

まずは、社内のサーバー(諸般の事情からFreeBSD)への投入

1.PORTからインストール
 cd /usr/ports/www/pecl-APC
 make install clean
2.設定
 イロイロとあるようだが、「extensions.ini」に「extension = apc.so」があればOK。
 その後で、「php.ini」に下記を記述。
  apc.enabled = 1
  apc.shm_size = 64M
 他にイロイロ(「opc.optmization」など)あるようだし、「apc.ini」に設定なんてのもあるが…
 あまり時間がかけられなかったことと、効果がはっきりあったので、これでよしとする。
 ※本当はこれじゃダメかもしれないので、後にちゃんと調べるとする

よくよく調べてみると、プライベートのLolipopでも設定できるとのこと。

1.管理画面へログイン
2.PHPの設定
 左側メニューを「WEBツール」→「PHP設定」とクリックする。

201210110101

 PHPのバージョンが5.3でなければダメらしい。
 5.3であることを確認する(違うなら変更)。
3.APCをON
 上図3番の「設定変更へ」をクリックする。

201210110102

 表示された画面を下にたどると「apc関連」とあるので、2項目とも「0」→「1」に変更。
 最下部の変更を確定するボタンをクリック。

 

●その2 ~ WordPressもmoファイルをキャッシュ

 よくよく考えると、我が輩は日本人だし、少ないながら見ている人もほぼ日本人。
 毎回、毎回リソースの翻訳ファイル(moファイル)を読み込むのは非効率。
 なので、こいつをキャッシュすることを決める。
 ※そもそも翻訳をOFFする方法もあるが、他のプラグインやテーマなどとの兼ね合いからこちらを選択

 「mo_cache」を探して(ここいらから)ダウンロード。
 後は他のプラグイン同様、投入&有効化。

 こちらもちょっと「え?」ってくらいに効果アリアリ。

本当はもうちょっとちゃんとやれば良いのだが、このあたりで満足できる速度になったので。
時間的制約もあるし…コストと効果のバランスが良い感じだということで。
※上記の効果やコストに関しては社内のサーバーについての記述

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