IE9をとりあえず使ってみた

本日、IE9の日本語版がリリースされたワケだ。
仕事柄(というのもヘンだが)、当然の如く投入と相成った。

「概ね良好」これが半日使った感想。

実際に速度を測ったワケではないので、あくまで「感覚」でしかないが…
レンダリング(で良いのか?)は高速化されていると感じる。
この点は、最近変わったVista→7(64)とCPUやGPUの影響しているかもしれない。
(最近のCPU/GPUや7/Vista、64bitOSなどへの最適化という意味で)
XPで試してみると面白いと思うが、IE9はXPが対象外だ。

旧来、アドレスバーと呼ばれていたURL(URI)を入力するエリア。
ここに入力した語句で、検索できるようになったのも良い。
Google Chromeで実装していた機能だが、コレは一度使うとヤミツキだ。
快適、快適。

細部まで「いじり倒した」ワケではないが、気になった点をいくつか。

まず、ファイルのダウンロード。
これまでは上部にセキュリティの警告が表示されていた。
IE9は最下部に表示されるように変更になった。
これだけでも、慣れるまではストレスだろう。

さらには、保存を選ぶ場合はプルダウンでフォルダを指定しなければ、ダウンロード先を選べない。
IE8までは保存を選んだ場合、すぐにファイラーが起動し、保存先を選べたので個人的には不便。
メニューから「ツール」→「ダウンロードの表示」を選んで表示されるアラート画面上にある「オプション」からデフォルトのダウンロード先を設定しておくと吉。

個人の好みかもしれないが…
ダウンロードしたファイルはすぐに操作することが常だろうと思う。
そういう場合、階層が深い場所にあるより、デスクトップに「とりあえず」ダウンロードしてくれた方が操作はしやすい。
他の人はそうじゃないのだろうか?
いつも、このあたりの初期値に疑問を感じるのは…kAzzだけ?

そうそう、この「ダウンロードの表示」について。
Firefoxのダウンローダーと同じ機能。

さて、もうひとつ気になるコト。
これが最大に違和感、ストレスが大きい部分。
それが「お気に入り」。

これまで一環してこの機能は左側にあった。
ところが、これがアドレスバー(URLを入力する部分)の右になった。
個人的にURLが長くなったりすると、短いエリアでは使いにくいのでツールバー上で右クリックし、「別の行にタブを表示」を選択している。
こうすることで、アドレスバーが長くなりURLの見渡しが良くなる。
しかし!ウインドウ幅(ほぼ)いっぱいに広がってしまうために、お気に入りボタンが最大化や閉じるボタンのすぐ下になる。

誤操作こそしないが、一番左にあったという体の記憶が抜けていないワケで…
操作にストレスを感じることは必至だ。

さらに悪いことに、「お気に入りセンターを固定」を選び、ウインドウ内にお気に入りリストを常駐するモード。
これがイタダケナイというか…既存の通り左に表示されるワケだ。
右端のボタンを押したら、左端に表示して…おかしくないですか?

とまぁ、ちょっとだけ使った感じでは、この(大きく分けて)ふたつがきになる点。
HTML/CSSの実装とかのチェックは、まだできてないけどねw

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