CLOCKWORK TOY

全然関係ナイけど、本題の前のこの動画。
「ネコ師匠にベースを習う」
ネコ師匠がかなりスパルタで指導中。
「そやないって！」
「ほら、また！」
「せやから、ちゃうがな！」
と聞こえてきそうで、笑えますな。

で、本題… 
先日、某家電量販店にて腹痛を覚え、トイレに駆け込んだ。
その時に貼ってあった「エコポイント」に関する掲示物を見て思ったこと。

●エアコン
・3.6kW～：9,000ポイント
・2.5kW、2.8kW：7,000ポイント
・～2.2kW：6,000ポイント
●冷蔵庫
・501L～：10,000ポイント
・401～500L：9,000ポイント
・251～400L：6,000ポイント
・～250L：3,000ポイント
●地上デジタル放送対応テレビ（一部の薄型テレビ）
・46V型～：36,000ポイント
・40V、42V型：23,000ポイント
・37V型：17,000ポイント
・26V、32V型：12,000ポイント
・26V型未満：7,000ポイント

これらに、買い換えでリサイクルを行う場合、冷蔵庫がプラス5,000ポイント、エアコンとTVが3,000ポイントそれぞれ加算される。

一言で言えば、「エコポイントってど～なのよ？」ってこと。
はっきり言って、意味ナイんじゃないの？
それよりも、そのシステム（方法論）に対して、またバカみたいに税金が使われるんじゃないの？
結果として、全て税金で支払っているダケじゃないの？
何にも「お得じゃないじゃん！」ってこと。
単純に、小売店からの消費税相当分から、1年分を非課税にするとか…
その分を各小売店が値引きに還元すりゃ、良いことなんじゃないかと思うんだけど…
そうすると、各店舗が競争になって、さらなる割引も期待できるしね。

新聞紙上で、エコポイント効果でTVの売り上げが伸びていとの報道。
ホントですか？
なんか騒いでるから乗っかって（買って）るダケじゃないっすか？

例えばだ…
37V型のTVを買おうとしたとする。
この場合、（価格.comを調べたら）10万強。
46V型のTVなら（同）12万円強。
その差が約2万円。
でもって、ポイントの差が6000ポイント。
買い換えならプラス3,000ポイントがあるので、合計9,000ポイント。

さて、本当は10万ほどで37V型を買おうと思っていた人。
その人が2万円の差額をどう見るか？だ。
単純に思うことがある。
「これが現金値引きなら？」
一気に約1万円ほどの差額と思えるのではないか？
もしかしたら、「この程度なら」と46Vを購入するかもしれない。

もっとも、TVなんてのはブランド買いだろうから、こういうのは少ないかもしれない。
しかしだ、こういうこともあるかもしれないという、可能性は否定できない。
それは、ポイント制度より現金値引きの方が、判りやすいし、効果が大きいのではないだろうか？
今本当に必要な景気対策を考えたなら、現金値引きになると思うのだけど…いかがか？

正直言って、我が家も「地デジ」に対応すべく、TVを買わなければならない。
しかしながら、ちょっとした（機能に対する）期待を持っているので、「待ち」なのだ。
今回のポイント制度は、その「待ち」を覆して「今買った方がトクだ」と、思わせるに至らない。

まぁ、「エコポイント」なんだから、エコの側面がある…（以下省略）
そんなこんながあるけど、今現実として横たわる「景気」。
政府にとって、危機感がどれほどかということが、如実に表れているのではないかと思う。