樋口宗孝氏の訃報にただ合掌

去る2008/11/30、10:00頃。
樋口宗孝さんが入院先の病院でお亡くなりになったとのこと。
心よりご冥福をお祈りするとともに、すばらしい音楽を届けて頂いたことに、心から感謝しています。

本日、2008/12/2は出社早々、この話題から始まりました。
kAzzがH/R(ハードロック)系が好きなのを知って、自分ではよく分からないジャンルではあるものの、「もしかして」と同僚が教えてくれました。

当日は当然、仕事で…確か、退社は23:00頃。
翌日は仕事が休みで、遅く起きた後は夕方まで買い物をし、帰宅後は録画して見ていなかった見たいTVを一挙に見ていた。
そんなことが起きているとも知らずに、ニュースなどとは無縁な二日間だったのだ。
(kAzzの自宅は諸般の事情から、自分用PCがネットから孤立している)
このような事情から、本日はじめて知ることになった。

思い返せば、テクノ少年(中学生)のkAzzに強烈なインパクトと、その後の音楽との距離を決定づけたバンド。
LOUDNESS(ラウドネス)。

中学の頃は、YMO(とその仲間達)一色だった。
中学卒業時に、音楽をやってみないかという誘いに、高校入学プレゼントとしてベースをねだった。
単純にベース担当がいなかったので、ベースになったワケだが、今となっては「アタリ」だと思っている。
要するに中学の同級生が、高校入学までの春休みにバンドを始めたのだ。

当時のメンバーは、ボーカル、リードギター、バッキングギター、キーボード、ドラムス、ベースの6人編成。
リードギターが持っていたのが、某メーカーの「ランダムスター」のコピー。
それも赤いボディに透明ミラーという、高崎晃氏の代名詞的(当時)ギター。

実は、この時のkAzzはH/R系に疎かった。
仕方ない、テクノ少年なのだから。
それまで(中学生時代)にも、Deep Purple や Rainbow は同級生(彼はお兄さんからの影響らしい)の家で聞かせてもらってはいた。
嫌いではないし、むしろ好ましいと思った。
しかも、ど派手な演奏や音量(もっとも、音量はステレオのボリュームを絞ると下がりますね)。
ワクワクしたものです。

バンドを組むことになって、リードギター担当から教えてもらったバンドのなかに、LOUDNESSがあった。
派手さにスピードが加わり、「H/M(ヘビーメタル)」と呼ばれるジャンルにある「様式美」のようなものにも惹かれた記憶がある。
とにかく、「こんなのがあるんだ!」という驚きだけ。
それからしばらくは、LOUDNESS(とEARTHSHAKER)ばかり聞いてました。

すぐに入学した高校でもバンドを始めるのだけれど…
それほどのめり込んでいたんだな。バンドというものに。
このふたつめのバンドでは、本当にメインのコピーはLOUDNESSばかりだった。
「In the mirror」、「Crazy Doctor」、「Like Hell」…
高校時代の前半は我ながら「バンド」しかなかったなと今でも思う。
繰り返しになるが、のめり込んでいたんだ。今更ながらに思う。

そんな対象…もう、当時は「神」です。
その姿を見るには、泊まりがけでコンサートに行かなくてはならない。
高校生のkAzzにはムリだったし、就職してからはそれどころではなかった。
そうこうしているウチに…

本当に残念だ。
結局、オリジナルメンバーのLOUDNESSを見られないこともそうだが…
これから、もっと、もっと、良い楽曲をファンに提供してくれただろうに…
いや、一番残念なのはご本人なんだろうな。
だから、今はただただ合掌。

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