ノートPC復活作業 その4 (または「Librettoのその後 その2」)

ということで、ここまでのメモ的なもの。
時間と余力があれば、後日ページを起こす…かも…いや、そうしたい気はある。

※使用機材
 TOSHIBA Libretto L1
 Panasonic KXL-830AN(S)
 IODATA USB-FDX1
 (FDDは途中で読み込むLinux用ドライバFD作成の知識が無く未使用)

基本的にCDを起動する時は「ide2=0x1a0,0x3a6」を指定。
コレは上記CD-ROMドライブ用のポート指定だが、ブートするもののインストールはできない。
ソレでダメなら、適宜「pci=off」「acpi=off」「video=vesafb vga=0x405」などを指定。
各パラメータはスペース区切り入力。
ほとんどの場合、起動時に英語モードになっているので、「=」は「^」や「~」のキー(Shift無し)で入力。

では、各ディストリビューションの結果。(なげーゾ!)


●KNOPPIX 5.1.1
LiveCD起動する。
なんかこのディストリビューションはインストールする気は無い。
あくまでスキュー的な雰囲気が漂っている。

●Vine 4.1
実はコレが一番簡単だった。
特になにも考えずにインストールできた。
インストール後、「/etc/X11/xorg.conf」を変更することで「1280×600」も実現。
※実は「S3 Savage/IX」は通常、上記の解像度は無いので手で編集。
 Monitorセクションへ
   ModeLine “1280×600” 60.0 1280 1328 1512 1712 600 601 603 625
 を追記し、同セクションの周波数は
   HorizSync 31.5-37.9
   VertRefresh 50-70
 とし、Deviceセクションのドライバは「savage」から「vesa」に変更。
 Screenセクションは
   SubSection “Display”
    Viewport 0 0
    Depth 16
    Modes “1280×600”
   EndSubSection
 にする。(24ビット=フルカラーは不安定とのこと)
※「/boot/grub/menu.lsb」の立ち上げパラメータに「vga=0x405」を入れると立ち上げ時から広い画面。
NICを認識しない点とGNOME(@フレームバッファ)が激重で他のディストリビューションを検討し始める。
コレが泥沼の始まり。
別途購入していた(第1パーティションのOS用)のUSBのWLANがカーネル2.6.18以降からOKとのこと。
コレは最新ディストリビューションに!と舞い上がる。
※後日追記:サウンドは特に問題なかった(前回とは違う)
 実は、PCIやACPIを活かしたままインストールしたら上手くいった。
 実際、詳しくみてみるとTOSHIBAのACPIドライバが組み込まれてる。

●FedoraCore6、Fedora7
7から「Core」ではないとのこと…脱線だ。
試行錯誤するが、エラー。
エラーを読んでいなかったのがミスで、実は6からアーキテクチャとして「Crusoe」が非サポート。
要するにFedoraCore5までしかインストールできない。
5→6→7をコンパイルしながらという気の遠くなる作業にあきらめる。
※FedoraはFATにCDのISOファイルを置くとインストールできるとのこと。
 所有のCD-ROMドライブでも、インストール可能となった。(ブートは可能なので)
 インストールはHDDからを選択し、ISOがあるドライブとディレクトリ(フォルダ)を入力する。

●Ubuntu 7.04 & 6.06
メモリが256MB以上なので断念。
kAzzのLibrettoは非増設。
※Ubuntu系(もしかしたらDebian系?)はCDの中身をHDDのFAT
へ置ける。
 ドライブのルートに置くとサーチ後、認識してくれHDDのファイルを使って立ち上がる。
※Ubuntu系はF2~F6のキーで起動パラメータなどを設定する。
 言語とキーボードは最低行っておくべき。(なんと1280x600x16の指定もあり!)

●openSUSE 10.3 GNOME
ブートはできるが、インストール対象が(NICがダメなので)CD-ROMになってしまう。
CD-ROMドライブのドライバFDを作るなんて技量はなく終了。
(もしかしたら、HDDからインストールする方法などがあるかもしれないが、情報が少なく断念)

●Xubuntu 7.1
GNOMEが重いという点を重視し、非GNOMEを探したところ、「Xfce」というのを知る。
(しばらくLinuxから離れていると、新しいものが沢山ありますな)
ソレを組み込んだUbuntuは128MBでもOKだと!
まずは第1パーティションのOSを起動し、CD-ROMドライブから空の第2パーティションへコピー。
CD-ROMドライブから起動。
LiveCD同様に起動し、デスクトップにあるインストーラー起動アイコンからインストール開始。
インストーラーが動作するも、パーティション作成で上手くいかず。
※インストーラーがAnacondaではないので(知識不足)、パーティション作成がうまくいかない。
 最低「ルートに2G、SWAPに256M」と書かれているが、うまく作れない。
 もしかして、Vineのパーティションが残っているから?と思い、パーティションを削除する。
 しかしながら、どうやってもパーティションはひとつしか作れない。

●XubuntuEX Desk-top 7.04
上記のXubuntuを軽量化して、日本語化したもの。
※本来はRedHatの直系、Fedoraにしたかったが…
 momongaは情報が少ないので…
この軽量シリーズ(下記eco系含む)はXubuntuなどと違って、Ubuntuの正式なモノではない。
しかしながら、同じような方法でインストールは可能。
※このあとから前述の「泥沼」が始まる。
 ブートし、HDDのシステムファイルを探す段階でやたらと時間がかかるようになる。
 何時間も起動せず。

●ecoLinux 1.7(ecoLinux-Light 1.6.0.3)
Lightの方は正直、もてあました。(知識が必要であろう)
非Lightの方は上手くインストールできなかった。(もしかしたら、上記の「泥沼」のせい?)
インストール方法はUbuntu系と同じ。(ハズ)

◆ここまでの総評
基本的に第一希望はFedoraだ。
でも、新興で不安もあるが、Ubuntuは魅力的なのだ。
Debian系の経験はないが、なんとかなるだろう。
ということで、XubuntuEX が最有力かな?

◆現状
何度も(3周くらいしたかな?)Xubuntuから最後のeco系を試したが、どうにもおかしい。
「泥沼」の原因が判明。
どうにもHDDがアヤシイのだ。
※このタイミングで第1パーティションのOSで起動後、該当のHDDを見たらサルベージした破損ファイルが多量に!
※実はUbuntu系OSが起動時にディレクトリを作り、多量の破損ファイルを修復し保存していた。
そもそも、このHDDの出所だが…会社で使っていたノートPCのもので、HDDがアヤシイために起動できなくなったもの。
(該当PCはHDDの交換で予想通りの復活)
しかし、しばらく寝かせて「データディスクにでもするか!」と見てみたところ…特に問題なく動作するので…

第1パーティションのOSにてチェックしても問題なし。
仕方ないので、ムリヤリな感じでパーティション削除したら、第1パーティションのOSも起動せず。
いやはや…泥沼ですわ。
イロイロやってみた結果…またHDD取り出しで、ディスクトップにつないで構築ですな。
あぁ、分解するところの写真でも撮りながらやるかな。(やけくそ)
てか、そもそもHDD交換か!

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