Imaginary Doll / JULLAN

Imaginary Doll / JULLAN
1342-31(28SD)
発売:サウンド・デザイン・レコード、販売:ポリドール株式会社
jullan_1.jpgSIDE I
1 Enough to Dance
2 Beware Of Love
3 Mysterious Marionette
4 Life Without You
5 Imaginary Doll

SIDE II
1 Electric Day
2 The River Flowing To Death
3 Passig Girl
4 Melody For You
5 The End For The Begining

NHK-FMのサウンドストリート。
この伝説(?)の番組の火曜日を担当(1981年4月7日~1986年3月18日)していたのが坂本龍一氏。
ちなみに各曜日の担当は…(敬称略)
月曜日:佐野元春
火曜日:坂本龍一
水曜日:甲斐よしひろ
木曜日:山下達郎
金曜日:渋谷陽一
すばらしい布陣。

氏の担当する火曜日では、「デモテープ特集」という名物コーナーが存在しコレがひとつの楽しみでもあった。
要するに素人が送りつけてくるテープを流し、コメントしていくというもの。
ちなみにこのコーナーでは、テイ・トウワ、槇原敬之なども作品を投稿していた。

時は1983年11月8日の放送、5回目のデモテープ特集、1曲目。
『Electric Day』が…演奏しているのは「Jullan(ジュラン)」…もう、衝撃。
もちろんそれまで無かったワケではないが、テクノでキャッチーな楽曲に衝撃を受けた。
コレが(kAzzの記憶では)大学生の二人がやってる音か?と思ったものだ。
そのときの氏のコメントは(以下は「そういう趣旨の発言」という意味)
「機材を使いこなしている」
「レコード会社はスカウトしたら良いんじゃないですか?」
というものだった。
後者はキャッチーな感じのモノと、レコード会社の商業的なモノに対する皮肉かも…(深読み過ぎ?)
実際、翌年1984年3月にデビューアルバム『Imaginary Doll』(アルバム名)が発売。
ちなみに、『Imaginary Doll』(曲名)は7回目のデモテープ特集のエンディングで使用。

jullan_2.jpg
余談だけど、最初の放送時にも作者のコメントとして「英国音楽誌のメロディーメーカーから絶賛された」とあったけど、レコードの帯にも書いてあるよ。
個人的感想だけど、I-5とII-1はやはりすごく良い。
当時、この2曲だけを繰り返しテープへダビングし、ずっと聞いていた記憶がある。
というか、他の曲の記憶が無い。(苦笑)
今回、改めて聞こうかとも思ったんだけど…LPレコードだし…CD化されないかな?


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