2007年03月20日

急に思い出した

以前…と言っても、(調べたら)1998年の後半にちょっと話題になった「TMJ」。
正式には「たらい回しジャパン」と言って、
  ・サイトが引っ越したので引っ越し先はこちら
  ・続きはこちら
  ・実際の本編はこちら
などなど、様々な理由をつけリンク先へ誘導する。
タイトルで気付いたと思われるが、この「誘導先」が、また他へ誘導するページなのだ。

結局、多い場合は数十のページをたらい回しされるこの仕組みは、TMJに参加しているWEBスペースを持つ個人が登録して行われる。
登録すると、次に表示すべき誘導先をもらえるという仕組み。
最終的には(数十のページを回ったあげく)TMJのBBSにたどり着く。

当時、インターネットをやっている人たちは、ようやく業界関係から、他の業種の(PCをよく使う)人々に広がっていった時期。
さらに、個人でもWEBページを持つことがはやり始めた時期でもある。
今考えると早く情報が欲しい人や、通信のデータ量が通信に対する課金になっている場合などでは、迷惑な話だ。
今なら、ブロードバンドで表示(データのDL)が早いので、このあたりはそれほどでもないか?
ただ、たらい回しされることに対するイライラはあるだろう。
でもよく考えると、なんの意味も無いこういうことに一生懸命になる余裕も欲しいと思う。
さんざんたらい回しされ(若干イライラしながらも)最後には「なんだよ~、やられたよ~」なんて笑い飛ばしたいものだ。
なんか、こいういう冗長的な企画っておもしろいかもしれない…