夢は大きく、予算は小さく

1968年生まれのkAzzが中学生の頃、カメラに興味を持った。
我が家は決して裕福ではなく、中学生でもあった自分には到底手の届かない存在の一眼レフ。
「ショセン オカネモチ ノ シュミ ダ」
プロのカメラマンのコメントなどをTVや雑誌などで追い掛けるのが精一杯。
複数のカメラマンの意見から、堅牢性が高く質実剛健なイメージをもったNikonに憧れた。

時は過ぎ、自分で一眼レフを持つチャンスがやってきた。
コンパクトタイプまたは、一眼レフのような形をしたレンズ交換できないタイプを予定していたが、財務担当大臣の許しを得たのだ。
もちろん今、手元にはNikonが有る。
でも…Nikonさん!中学生だった頃のイメージが崩れつつあるんですけど…頑張ってください!


車を選ぶ時には「誰も乗っていない」を基準にし、他人と同じものを嫌う性格にもうってつけのNikon。
(当然ながら、kAzzもそのひとり)
昔のことは良く分からないが、現在は圧倒的にCanon。
鮮やかな上がりは万人受けするのだろう。
もちろん、CMなどの「仕掛け」やラインナップ、新商品の投入など「ウマイ」のひと言。

Nikonを選んだ理由などはサイトの方に書いてあるので、不満な点をひとつ。
それはラインナップ。
  D50=エントリー&ファミリーユース
  D70/D70sやD80(D70sの後継とのこと)=ミドル
  D200=セミプロまたはプロのサブ
と考えてる様子だが、D80やD200の画素数はそこそこなのだけれど、Canonの同レベルの機種に比べて少し安っぽいというか…高級感に乏しいという印象がある。
D80のXシンクロがD50より低い(遅い)というのも気になる。
※後日追記:
 D2シリーズがあるじゃん!とお思いの方もいるでしょう。
 もちろん「セミプロまたはプロのサブ」としてはこちらが妥当。
 でもね…セミプロとするなら、もう少し安くしてくれないかな?とか…
 D2とD200の間が開きすぎ!…などと思うワケですよ

コレは非常に困る!
財政面の問題は大きく残ったままだが、もし次があるとしたら「D50の次のステップはどれ?」という思いが大きい。
D80やD200などが該当するのだろうけど、なんとなく「もう1歩」という気がしないでもない。
初めたばかりでこんなコトを言うのもなんだが、D50で物足りなくなった場合にはD80やD200はあっという間に物足りなく感じるのではないだろうか?
最初は画素数も格段にUpするし、レンジが広い各設定などに心も躍るだろう。
しかしだ!D80やD200はあくまで「コンシューマー向けの上位機種」という位置を脱却できていないと感じる。
セミプロやプロのサブとして位置までは届いていないという感じ。
結果的に「D50の次はイキナリD2Xs(現段階では)ということか…」と思ってしまうのだ。
その反面、Canonのラインナップはウマイなという感じがする。
Kissを徹底的にエントリーへ押し下げ、CCD(CMOS)サイズやデザインから来る印象も変えている。

ここまで書いてD80とD200を使ったことが無いにも関わらず、あまりにひどい言いようだと思った。
もちろん、この時点でもCanonよりNikonだと思っているし、Nikon好きだ。
ただ、D70の突然死の件などから思ったことが有る。
Nikonはもう少しカメラメーカーが作るカメラに徹して欲しい。
質実剛健なマニア心をくすぐる商品開発を御願いしたい。
または、若干不便でも壊れない、故障が少ない製品を希望する。
それでもないなら、とにかく「スンゴイヤツ」を。

営利団体なのだから、企業として利益を生む必要があり、仕方ない面も有るのだろうけど…
たぶんコストダウンなどを盛り込んだ結果が、D80やD200から受ける「安っぽい感じ」として出てくるのでは?
多少高くても良いから、あこがれの名器、逸品を期待してる。

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